沖縄龍屋店主です。
去った水曜日、店主は持病の定期検診のため、長いことお世話になっている病院へ行きました。いつものように検査を受けて結果が出るまでの間に、ナースさんから前回の診察から今日の診察までの間に変わったことや生活状態の問診を受けるためにナースステーションへ行きました。するとここ数ヶ月休んでいたナースさんが出勤されていました。僕は思わず「◯◯さん、久しぶり。元気ですか？」と声をかけました。「元気よ。」とそのナースさんは笑顔で答えてくれました。
実は店主にとってそのナースさんはとてもとても大事な方なのです。
あれはもう8年ほど前のこと、店主は母親が大きな手術から戻ってくるのを待っていました。手術の時間は終了時刻を過ぎてもまだ終わる様子はなく、店主は不安な気持ちで待っていました。それから1時間ほどして母親の手術が終わりHCUに戻ってくると連絡がありました。その連絡からしばらくして母親が手術から戻ってきました。すると後ろから「どうしたの店主さん？」と声がかかりました。振り返ると先程のナースさんが立っていました。店主はナースさんに「実は母親が大きな病気になってしまい、今その手術が終わって戻ってきたところなんです」と話しました。するとそのナースさんは「そうだったの。それは心配だね」言いながら店主の背中をさすってくれました。母親がHCUに入るまでずっと。「大丈夫、大丈夫」とそのナースさんは声をかけ続けてくれました。不安で心が折れそうな店主にとって、そのナースさんの行動がどれだけ店主を励ましてくれたことか、振り返る度に今でも胸が熱くなります。なのでそのナースさんの姿をナースステーションで見た時店主はとても嬉しくなりました。そんなナースさんがなぜか急にお休みなって見かけることがなくなり、店主は同僚のナースさんに尋ねましたが、個人情報なので答えられないとのことでした。それは致し方ないことなので、店主はそのナースさんが復帰することをずっと待っていたので、また会えたことがとても嬉しかったのです。他にもいろいろお話をした買ったのですが、店主も診察室から呼ばれたので、そこで会話は終わりました。診察が終わり待合室の廊下で待っていると、次の診察の日程を持って、先ほどのナースさんの同僚がいらっしゃいました。説明を聞いてではまたこの次いらしてくださいと言ってナースステーションに戻ろうとしたナースさんに店主は「◯◯さんは中にいますか？」と店主は尋ねました。「いますよ」とそのナースさんは教えてくれたので、店主はお話しできますか？と聞きました。大丈夫ですとそのナースさんが言って、ナースステーションに店主を入れてくれました。「◯◯さん、店主さんが話があるそうですよ」僕をナースステーションに入れてくれたそのナースさんが伝えてくれました。ちょっとびっくりした◯◯さんは店主を見ています。店主は◯◯さん長いこと休んで心配だったこと、あの時店主の背中をさすりながら声をかけ続け励ましてくれたことへの感謝と、そのことを店主は一生忘れないということと、感謝しているという事を伝えました。すると同僚のナースさん達が口々に◯◯さんはいつもそうやって皆さんを励ましてくれる人なんですよと言ってくれました。店主は感謝の気持ちを込めて握手をしました。「いつもありがとうございます。」そしてまた受診の時に会いましょうと言って病院を後にしました。
人を思いやる温かい思いは、何年たっても人を勇気づけてくれます。
これからも店主なりの気持ちと思いを込めて沖縄龍屋に立ち続けたいと改めて思いました。
それではまた。
感謝感謝感謝！！！
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